2011年4月アーカイブ

4/20に、311help.comに書きこんでくれている
末永くんや他の現地スタッフ、ボランティアをされている方に会いに
宮城県に行ってきました。

所用も重ねての為、42でWEBサイトを作らせてもらってる、
bthourireのデザイナー、茅野くんと一緒に行きました。

以下、その記録です。



【道路状況など】

朝7時、東京都練馬区出発しました。

練馬ICから東北道を北上。
自衛隊や、囚人護送車みたいな車が隊列をなして走ってました。
福島あたりから道路に補修跡が目立つようになってきます。

仙台南部有料道路を経由して仙台港北まで行ったんですが
仙台若林JCT〜仙台港北までの高速は、亀裂、崩れ、段差が多く、
道路の右側(海岸側)に見える景色は普段は田園風景だったと思うのですが
津波のせいか、全てごちゃまぜになり、木材などが散乱していました。


仙台港北ICを降りると、自衛隊の方が立ってました。
信号は消え、警察の方が交通整理をしてます。

泥まみれの車があちこちに散乱し、
店舗の駐車場などに瓦礫の山が山積しています。
家の庭には崩れたブロック塀が山済みになり、
マンホールが隆起してコーンが立っています。



【避難所】

12:00位に多賀城市に到着
末永くんと合流します。

多賀城市文化センターに物資を運んだのですが、
見る限り、この避難所では物資は余ってきています。

それでも、職員の方は笑顔でありがとうございます、
と言ってくれ、公式に受け取ってくれましたが、
本音は、避難所として公式に要求した物を要求した数だけ、
速やかに送って欲しい、という空気はひしひしと感じました。



人数の多い避難所では、個人での物資持ち込みは受け取れません。
末永くんが取り次いでくれた、避難中の方の話を聞くと

・個人間で「買い物袋」程度を持ってきたよー、という感じなら受け取り易いが、
 ダンボールとかになると周りの人の目もあるので、受け取りにくい。

・子供用防護ずきんをもってきてくれた人がおり、子供に配ったが数が足りず
 小学生に限定して再配布したが、
 なんでうちの子はもらえないのか?という雰囲気にはなってしまう。
 ※僕の私感ですが、人数が多い避難所は、小学生が何人いる、
 というところまで把握していない。ということですよね。
 個人情報でもあるので、管理しにくいのもわかりますが、、

・近所の農家で野菜などを持ってきてくれる人もいるが、
 数が少ないので公式に受け取れず持って帰ったひともいるとのこと。
 職員から見えないところで、露店みたいにして
 シート広げてほしい人はどうぞ、というスタイルにした方が
 受け取ってもらえるかもしれない。
 ※ただし、これを避難している人に伝えるのは、
 知り合いがいないと難しいかもです。。

という感じでした。

不公平があるのは嫌がる方が多いみたいです。
自分だけが貰うことは、多くの人は苦手です。

尚、避難所に映るテレビを見たのですが、
仙台は今も画面に情報用の青いL字枠がついており、
CMもほとんどポポポポーンです。

避難所で炊き出しをやっていたのですが、
「島根県」のゼッケンが、やたらかっこ良かったです。

短期で避難所に行く系のボランティアの人は、
ボランティアとわかるようなゼッケンや
腕章、Tシャツなどはアリだと思います。
避難所の人に「誰?」と変な疑いを持たれないようにするのも配慮かもしれませんね。



【ボランティアセンター】

この後、仙台市内にあるボランティアセンターに向かいました。
途中お昼ごはんを食べたのですが、仙台市内はふつうにお店もやってます。
ボランティアは手弁当、と思っている方、もしいたらその時期はもう終わりました。
仙台に行かれるなら、現地の景気促進の為に現地でご飯買ってください。


ボランティアセンターの方からお話を聞いたのですが、
今は、泥かき、瓦礫撤去作業が必要です。途方もない量の泥があります。

仙台市内はもうすぐガスが復旧して
ビジネスホテルも使えるようになるため、
ボランティアの人達を迎え入れる準備が整いつつあります。
また、新幹線も回復する見通しで、
つながれば復興も早く進むのではないかと見ています。

※GWにボランティアに行かれる方は、なんとなく行くのではなく、
 ボランティアセンターに連絡するなり、ネットで調べて登録するなりして、
 どこで作業が出来るのか、どこで寝るのかを計画した方がいいと思います。
 現地の方の手を極力煩わせないようにしたいですね。

現地の方は大変お忙しいと思いますが、
311help.comも使えそうなら使って欲しいです。
現地情報が一番大事なので。



【東北学院高校】

築5年ということで、すごいきれいな学校でした。いいなぁ。
Messenger311のスタッフ2人も合流。
いつも取材と書き込みお疲れ様です。

Messenger311の活動を影で支えてくれている、
名越先生とも会い、活動報告や今後の展開などを話しあってきました。

名越先生の配慮により、先日仙台放送にて放送された、
Messenger311、及び311help.comのニュースを見ることが出来ました。
5分位の映像ですが、現在仙台放送にWEBで公開させて欲しいとお願い中です。

また、Messenger311宛に届いた
海外の子供達からのメッセージを見せてもらいました。
別の英語の先生が「誤字もあって、まさしく生きた教材だ!」と言ってたそうですww



【末永くん】

真面目な子という印象でした。
臆さずしゃべるし、友達思いのいい子です。

音楽が好きらしくで、一緒に行ったデザイナーの茅野くんと、
好きなアーティストについてしゃべっていました。
2人ともマニアックで、僕は8割位聞いたこと無い名前ばっかでした。

「高校を卒業する前に、この活動を引き継いでくれる後輩を探したい」
と言っていました。復興には長い時間がかかりますからね。
他の高校と結びつけて、その組織と仕事を次の代に託すまでは自分の仕事、
と言っていました。志高いです。

Messenger311を初めて、初対面の人と話すのが普通になった、とのこと。



【感想】

たんたんと事実を書いてきましたが、
現地に行くと打ちのめされます。
もう1ヶ月以上経ってますが、僕は打ちのめされました。

気仙沼以北はさらにひどいことになっているそうです。


圧倒的な現実を前に、日々戦っている人達に敬意をはらいます。
僕も微力ではあっても、今後も自分に出来ることで
そんな人達を応援できればと思います。

サイト内でボランティア募集を含めた支援要求も、
充実させていければと思いますので、
情報をお持ちの方はご協力お願いします。


必要物資の面でも
個人から避難所に物を送るのは難しいかもしれませんが、
避難している方に、欲しい物がないわけではないです。
他のプロジェクトや団体とも協力し、
簡単に支援できる方法を模索し続け、サイトを改良していきます。


みんなで笑顔を取り戻そう!


必要物資・支援要求マップ 311HELP.com
の携帯版ができました。


http://311help.com/m


なんならPC版より使いやすい、という話も出ております><アウチ!


このサイトをオープンしてから、
いろんなことがありましたので、僕がわかっている範囲で一度ちょっとまとめます。

311help.comは3/17に公開しました。
3/22 現地地方紙、河北新報に掲載されました。
3/25 現地の高校生 末永くんMessenger311 代表)から参加の意思表明のメールが来ました。
4/8 朝日新聞(夕刊)に取り上げられました。
   その日の夜、ツイッターで糸井重里さんに取り上げられたあたりから
   急速に拡散が広がりました。
4/9 ツイッターで、孫正義さんに取り上げられました。
   この日のアクセス数は今までより大幅にアップしました。
   坂本美雨さん津田大介さんにもRT頂いたりとか。
4/11 TBSラジオ番組「キラ☆キラ」にも取り上げていただいたみたいです。
4/12 モバイル版を公開しました。
4/14 海外SEO鈴木様にツイート頂きました


他にも大変多くの方に取り上げていただき、
RTは1.7万を超えました。
本当にみなさん、ありがとうございます。


朝日新聞に掲載されたとき、
主に末永くんの活動が取り上げられたので、
ツイッター上では311help.comを作ったのは
高校生ということで拡がりを見せていました。

「高校生が作成!」と盛り上がってるツイッタラーの皆さんに
冷水をぶっかけるようで、非っ常ーーに言い難かったのですが、一応訂正ツイート
末永くんと電話で苦笑してました。
糸井重里さんにはその後訂正頂きました

今もあちこちで、作成は高校生、となってるんですが、
僕自身は全然気にしていませんので「無害な誤報」「許容すべき勘違い」ということで。


デマでもいいので、見ていただく方が増えて、
一つでも多くの被災地要求が解決するなら、
製作者としてこれほど嬉しいことはありません。


また、末永くんの家ではPCが使えないということを後から知りました。
というか、本日現時点でも末永くんの家では、ネットは使えません。
彼は取材の結果を、ネットカフェから書きこんでくれてたみたいで、
最初に環境を聞かなかった自分を叱責しながら、
とにかく携帯版の開発を急いでおりましたが、4/12にようやく公開できました。


あと、こうゆうのを公開するのはどうなんだ?
という意見もあるかと思いますし、僕自身もまだ少し迷いがあるのですが、
僕宛に末永くんから届いた最初のメールを公開します。
もちろん末永くんの許可は貰ってます。
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はじめまして、末永伸太郎というものです。現在、宮城県仙台市の東北学院高校に通う17歳です。
 
この度、必要物資・支援要求マップに微々たる力ですが協力をさせていただきたいという旨をお伝えしたくメールしました。
 
私自身の話を少々させてください。
今回の震災で、家(仙台市若林区)は半壊状態となりましたが、家から沿岸部に2~3キロ行くところで津波の勢いがなくなったということで、家が流される等はなく家族全員の無事を確認しています。さらに衣食住も避難所にいる方々に比べると、かなり充実しており、普段の生活レベルになっております。また、両親も職を失うことなく、ほぼ毎日、仕事にいっています。不幸中の幸いが多くあり、私はかなり恵まれていると感じています。
しかし、友人には家が流された人、また姉の友人のお婆さんが避難所で酸素がなくて苦しんでいる姿、また、幼いころから馴染んでいた深沼の海水浴場が今は死体の山となっていることなども、今回の震災によって色々と凄惨な事実を見聞きしてきました。
繰り返しますが、私は被災者の中ではかなりの幸せ者です。私の力は極めて小さく些細なものですが、被災した方々のために出来ることがあればすぐにしたいと考えていました。そこで、私が出来ることを探したときに、それは避難所をはじめとする被災地に自ら自転車等の自分の足で行き被災した方の声を聴き、聴いたことを必要物資・支援要求マップに書き込むことで、行政の目に留まってもらい物資調達が叶えば、私自身とても嬉しいです。
ということで、これから必要物資・支援要求マップに協力させていただきたいという事をお伝えしたくメールしました。
 
これからは、学校の友人と組織を作り、○○取材班のような形で書き込みをさせていただく予定です。
 
 
最後に生意気ながら、意見をさせていただきます。
匿名性は難しい問題だと思います。名前を出せば売名行為になりますが、信憑性も格段にあがります。結局は各個人の判断で決まると思っています。匿名性について、多くを語れるわけではないので以上とします。
アイデアを出すと、地図に付くマーカーを物質の種類に応じて色を変えるのはどうでしょうか。全体的に見たときに分かりやすくなると思います。書き込む欄をチェック項目にするなどすることで出来ませんか。自分自身全くプログラムなどの技術はないのですが、意見させていただきました。
 
 
稚拙な長文お読みくださりありがとうございました。
 
 
それでは、よろしくお願いします。
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僕はコレを読んだ時に
末永くんのオーラと目から出る汁で画面が見えませんでした。

もう末永くんが作ったってことでいいです。
なんでもいいんです作った人とかそんなの。
こんなメール貰ったら、高校生のこの思いを知ってしまったら、
なんとしても協力せざるをえません。


私たちになにか出来ることはないか、考えてしまいますよね。
考えましょう。思考停止しないように。
聞き取れる声を汲み取り、自分で考えて行動に移しましょう。
高校生の目に映る惨状をみんなで変えていきましょう。
求められているのは行動です。


http://311help.com で検索して、連絡確認し、物資を送るのもいいと思います。
実際に311help.comを通して解決した被災地要求も発生しているようです。

311help.comの情報を拡散いただけたらそれも嬉しいです。
ネットで情報収集し、311help.comの情報を最新に保ってくれる方には本当に感謝しています。
もちろん、募金もいいと思いますし、現地支援の方法は他にもいっぱいあります。


みなさん既に行動してらっしゃる方ばっかりだと思うのですが
更に、行動を促すきっかけになればと思い、
メールを公開させていただきました。

復興には長い時間がかかり、日本中の協力が必要です。
本日もまだ、支援を求めている方がいます。

一部で足りている避難所もあるみたいですが、
それは全部の話ではありません。
それぞれの環境、立場から、出来ることを粛々と続けていきましょう。




マーカーの色替えをこんな前から指摘されててまだ対応出来てないって?
すいません。。色替えは進捗表示にして実装しますから、、

他サイトとの協力や日常業務なども含め、
優先順位をつけながらが製作しております。
いましばらくお待ちください。


サイトはまだまだ改良を続けます。もっと支援しやすい形を求めています。
運送会社の方、もし見ていただけましたら、ご連絡ください。
忙しいと思いますが、協力できませんか?

ご意見やご協力などございましたら、お気軽にお申し付けください。
info@4-two.com もしくは@4_twoまで!

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